ごぼう茶はその名の通り、ごぼうを皮ごと乾燥させたものです。
体の調子を整えるお茶としてご存知の方も多いと思います。
カフェインレスのお茶なので、夕食後や就寝前に飲んでも眠れなくなってしまう心配はなく、妊婦さんやカフェインが苦手な方でも安心して飲めるのが嬉しいですね。
※ごぼうはキク科の植物です。キク科のアレルギーを持っている方は控えて下さい。
ごぼう茶ってどんなお茶?
・お腹の調子を整える
ごぼうには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には2種類あり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。そして、お茶で抽出されるのは水溶性食物繊維の方なのです。食物繊維を摂取することで、腸内の環境が整い、便通が促進されます。体の老廃物も排出しやすくなるそうです。ポッコリお腹が気になった時やボディラインをスッキリさせたい時には継続して飲んでみたいお茶です。
また、元はお野菜のごぼうなので、茶殻も食べることができます。
より効果を期待するのであれば、お茶を飲むだけでなく、茶殻もお料理にして食べてしまうのも良いかと思います。そうすると水溶性食物繊維だけでなく、不溶性食物繊維も摂取することができます。炊き込みご飯の具材に混ぜたり、お味噌汁に入れるのがおすすめですよ。
人によっては胃腸の働きが良くなりすぎてしまい、腹痛や下痢などが引き起こされてしまうことも・・・胃腸が弱っているときや、体力が低下しているときには注意してください!
・美容のために
ごぼう茶は皮付きのままなので、ポリフェノールも多く含まれています。ポリフェノールはお肌や髪の健康に良い成分です。お肌や髪のハリを保つ、キメを整えるなど、若々しさを保つ手助けをしてくれます。
また、ごぼう茶には
ビタミンE
ビタミンB群
葉酸
鉄分
も微量ですが含まれています。
日々の生活に不足しているものを内側からそっとサポートしてくれる、美容と健康の維持にピッタリのお茶です。
どんな味?
簡単に表現すると、ごぼうの味!
ごぼう特有の土のような香りが安心感を与えてくれます。微かに苦みがありますが、
甘みも感じられ、飲み続けやすいお茶です。
基本の淹れ方
・煮出す場合
沸騰させた水1ℓに茶葉約10g(ティースプーン3杯程)を入れます。弱火で5分煮出してできあがり。
お茶の表面にアクが浮かぶことがあります。アクは取ってから飲んでください。
・急須(ティーポット)の場合
急須に約3g(ティースプーン1~2杯)の茶葉を入れ熱湯を注ぎます。蒸らし時間は3分程です。蒸らし時間は好みに合わせて調節して下さい。
もっとおいしくアレンジ!
・ごぼう茶オレ
ごぼう茶+牛乳+黒糖
濃い目に淹れたごぼう茶に黒糖と牛乳を加えます。
・ジンジャーごぼう茶
ごぼう茶+生姜+ハチミツ
コップに生姜とハチミツを入れておきます。そこにごぼう茶を注ぎ入れます。
夏は冷やして飲むのがおすすめです!ごぼう茶は濃い目に淹れて氷を入れて冷やしていただきます。もちろんホットでもおいしくいただけます。